赤ちゃんが欲しくて妊活を頑張っているという方は、飲み物にも気を使いますよね。水分は身体の60%を構成する要素でもあり、毎日1リットル以上口にするものなので、摂り方にもこだわりたいところです。
特に妊活中には身体を温めて、栄養補給にもなるような妊活向きのお茶が人気があります。例えばルイボスティーやたんぽぽ茶などが人気が高いようですが、妊活中におすすめのお茶には他にどんな種類があるのでしょうか?
また本当に意味があるのかどうかも知っておくことが大事です。そこで今回は妊活中におすすめのお茶の選び方と人気商品をランキング形式で紹介していきます。妊活中の方はぜひ参考にして取り入れてみてください。
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妊活でお茶を飲むとどんなメリットが?
妊活中には「元気で健康な赤ちゃんを育て、産み育てるための身体づくり」のためという目的があります。そのため妊活中は普段以上に、口にするものに気をつけるようになりますよね。お茶もその1つで、なんとなく飲んでいる飲み物が妊活の妨げになっているとしたら見直しが必要でしょう。
お茶には身体を冷やすタイプと温めるタイプがあります。東洋医学では冷えは不妊の原因にもなると考えられています。冷えがあると血行が悪くなり、卵巣や子宮にもじゅうぶんな栄養が届かなくなって機能が低下してしまいます。単に体温が高ければ良いというわけではありませんが、身体を温めて質の良い血液がサラサラと流れているような状態に整えておくことは大事です。
また、ハーブティーや温かい飲み物を飲むと心がリラックスするので、ストレス解消にもなります。妊活中だからこそ栄養価の高く、安全で身体にやさしいお茶を取り入れていくことをおすすめします。
妊活中におすすめのお茶の選び方
妊活中には「安全」「妊活に必要な栄養素が摂れる」「リラックスできる」などの特徴をもつお茶がよく飲まれています。その中でも特に妊活におけるニーズごとにおすすめのお茶を紹介していきます。
ただし、お茶を飲めば簡単に妊娠しやすくなるというわけではありません。妊娠力をより上げていくためのより良い選択の1つとしてお茶を取り入れてください。
妊活中に身体を温めたい方に
お茶の中には種類によって冷やす性質があるものと温める性質があることをご存知でしょうか?
妊活中は子宮や卵巣の正常な働きを維持するために、身体を内側から温めてくれるお茶がおすすめです。
温める性質をもっていて妊活中におすすめの種類としては「ほうじ茶」「黒豆茶」があります。
ほうじ茶は日本人には馴染みが深いお茶ですよね。コンビニやスーパーでも比較的手に入りやすいですが、できれば無農薬のほうじ茶が安心です。また、たんぽぽ茶は妊婦さんに非常に人気が高いお茶として知られています。別名「タンデライオン」とも呼ばれて、海外でも愛飲されています。
なお、茶葉を発酵させて作られている烏龍茶や紅茶も温める性質があるのですが、カフェインが入っているため妊活中に摂りすぎるのはよくありません。
赤ちゃんの発育のために葉酸を摂りたい方に
赤ちゃんをつくりたい女性や出産前の妊娠中の女性にとって必要な栄養素といえば「葉酸」が筆頭に挙げられます。通常の食事をとっていれば葉酸は不足することはない栄養素なのですが、妊娠中は特に普段よりも葉酸を必要とします。それは葉酸が胎児の正常な器官形成に欠かせない栄養素だからです。
葉酸は名前の通り「葉っぱ」に含まれる栄養素なので、植物に多く含まれています。緑茶や玉露などに葉酸は多く含まれますが、同時に含まれているタンニンによって吸収が邪魔されてしまうので摂取方法としてはおすすめできません。基本はサプリメントでの摂取がおすすめですが、補助的にお茶から摂取したいなら「ゆず茶」にも葉酸が含まれています。ただし、ゆず茶には他にも糖分や添加物が使われているタイプもあるので、なるべく安全で無添加な商品を選ぶことをおすすめします。
母乳での育児を目指したい方に
ママになったらできるだけ粉ミルクではなく、母乳で育てたいと思っている方も多いのではないでしょうか。母乳の出を良くするお茶としては「たんぽぽ茶」「たんぽぽコーヒー」が人気があります。
産婦人科からも推奨されているほどで、タンポポ茶やタンポポコーヒーには母乳の出を良くして乳腺炎を防ぐ働きがあると言われています。タンポポ茶もタンポポコーヒーも味は飲みやすくて美味しいので無理なく飲むことができますよ。
ただし、たんぽぽにはカラダの熱を冷ます「清熱作用」があります。そのため妊活中の女性が飲みすぎると冷えてしまうこともあるため、程々の量を飲むようにしてください。
妊活ためのベースづくりにお茶を摂取したい方に
妊活中には栄養バランスにも気をつけたいところです。自分が口に入れたものは、自分だけでなく赤ちゃんの細胞となり血液となっていきます。もちろんお茶だけで栄養摂取はできないので、バランスのとれた食事が基本になります。その補助として普段なんとなく飲んでいお茶を栄養価の高いお茶に変えるだけで簡単に栄養素をプラスしていくことができますよ。
そこで妊活中におすすめの栄養補給になるお茶としては、「ルイボスティー」があります。ルイボスティーは冷え対策やアンチエイジング・ダイエットなどにおいても注目されているお茶です。
ルイボスティーはミネラルバランスに優れており、特に赤ちゃんの発育に欠かせないカルシウムの補給ができます。
カフェインフリーなので妊活中や妊娠中であっても安心して飲めるお茶です。
カフェインゼロの安心なお茶を飲みたい方に
妊活中・妊娠中に注意しなければいけないのがカフェインです。カフェインには利尿作用があり、身体を冷やす作用があります。妊活中は妊娠中ほど摂取に過敏になることはありませんが、なるべくならば控えめにした方が良いでしょう。
カフェインフリーのお茶としては、すでに上で紹介した「ほうじ茶」「タンポポ茶」「ルイボスティー」または「ハーブティー」 が挙げられます。また、コーヒーがどうして飲みたい方には「タンポポコーヒー」またはデカフェのコーヒーという選択肢もあります。妊活中だからといってあれこれと我慢していたらストレスになります。楽しみながらお茶を取り入れていきましょう。
妊活中におすすめの人気のお茶ランキング7選
7位 ひしわ 有機熟成三年番茶

マクロビでも推奨されている「三年番茶」
番茶はカフェインフリーで誰でも飲みやすいお茶として昔から日本では好まれているお茶です。この三年番茶というのは、普通の番茶とは作り方が異なり、じっくり焙煎して、寝かせることで香ばしい味わいが引き立ちます。
三年番茶はマクロビオティックでも身体を温めるお茶として推奨されているお茶です。冷えが気になる方やカフェインを控えたい妊活中の女性にもおすすめです。やかんでしっかり湧かせて作るとカラダが良く温まりますよ。
6位 国産よもぎ茶 ティーパック

冷えを改善するヨモギのエキスが摂れる
ヨモギというと韓国の健康法である「よもぎ蒸し」がありますが、もともとヨモギには身体を温める働きがあります。この商品には徳島県産のヨモギが100%使われています。
他には一切の原料を使っていないので、完全にヨモギだけのエキスを吸収することができる商品です。匂いはまさにヨモギ餅の香りで、少し苦味があります。好き嫌いがわかれる味ではありますが、口コミでは飲みやすいと人気が高い商品です。
5位 ナチュラルショップなごみ ルイボスティー オーガニック

ルイボスティーを選ぶなら安心の有機JASグレード
ルイボスティーは妊活中の女性にうれしいミネラル分が豊富なお茶です。そのルイボスティーは安いものであればスーパーでも買うことができるので、何でも良いと思って選んでいませんか?ルイボスティーを飲むならばできるだけオーガニック・無農薬のものが安心です。こちらの商品は南アフリカのオーガニック農法で作られた有機JAS認定の茶葉だけを使っています。しかも、ティーバッグの素材も漂白剤を使っていない不織布が使われているから安心です。
ルイボスティーにはアスパラチンやオリエンチンなど他にはあまり含まれていないポリフェノールが豊富に入っています。特にくせのない味ですっきりと飲みやすいので、普段の食事と一緒に飲むこともできます。毎日飲むお茶としてぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
4位 婦豊茶
黒豆茶ベースで飲みやすい漢方茶
和漢茶の専門店から販売されている「婦豊茶」は妊娠前後の女性にむけて考えられたお茶です。ほっこりとした香りで飲みやすく身体をあたためる作用がある黒豆茶がベースとなっているので黒豆茶が好きな方は気に入って頂ける味だと思います。
生薬としても使われる植物素材である「よもぎ」「なつめ」も入っており、香りも良いと好評のようです。漢方茶というとちょっと苦みやえぐみがあって苦手に感じる方も多いかもしれませんが、こちらのお茶は軽い飲み口で毎日飲みやすいブレンドになっているのでおすすめですよ。
3位 妊活ハーブティー今古今「温nukunuku」

2,700円 (税込)
- 詳細情報
- 原材料・成分 黒豆(国産大豆)、アマチャヅル(高知)、生姜(宮崎)、桑の葉(九州)、柿の葉(宮崎)、浜茶(九州)、ドクダミ(宮崎)、サルノコシカケ(九州)
内容量 2.5g×30P
日本人女性に適した和ハーブのブレンド茶
ハーブティーはいろいろと飲んだけどやっぱり外国のハーブのものは口に合わず続かないという方はいませんか?こちらの商品は和ハーブを使ったブレンド茶で「黒豆、アマチャヅル、生姜、桑の葉、柿の葉、浜茶、ドクダミ、サルノコシカケ」が原材料として使われています。カラダのめぐりや滞りに働きかけて、全体のバランスを整えるブレンド茶です。
ベースは飲みやすい黒豆茶なので、香ばしくて毎日でも飲みやすい味になっています。また、妊娠中は食材の産地や安全面が気になるということも多いと思います。こちらの商品は全ての原料において原産地が表記されています。生姜が入っているので身体もポカポカと温まり、クセがないので飲みやすくおすすめです。こちらの味であれば妊活中の女性だけでなく、パートナーの男性も一緒に召し上がっていただけます。
2位 ウーマンバランスブレンドティー

じんわりと身体を温めてくれる女性のためのブレンド茶
ハーブティーが健康によいのはわかっているけれど、単品のハーブでできているお茶はクセが強くて少々飲みにくく感じることもあります。ハーブティー初心者の方には、この商品のようなブレンドされたハーブティーがおすすめです。
混ざることで各々のクセが気にならず、飲みやすくなります。このブレンドティーには「チェストツリー・ヤロフラワー・レディースマントル・サフラワー・フェンネル・セージ・アンゼリカ」というハーブが入っています。チェストツリーは女性ホルモンのバランスを整えるハーブとして有名です。毎月のリズムを整えるのに気軽に続けるのには飲みやすいこちらのようなお茶がおすすめですよ。
1位 AMOMA(アモーマ) 妊活ブレンド

2,000円 (税込)
- 詳細情報
- 原材料・成分 シャタバリ、 ラズベリーリーフ、 ネトル、 ローズヒップ、 ジンジャー、オレンジピール
内容量 2.5g×30P
妊活のために考えられたハーブティー
赤ちゃんを授かるためにはまずはお母さん側の身体が整っていることが大事です。このAMOMAの妊活ブレンドは、名前のとおり妊活中の女性のために考えらた配合のハーブティーです。
インドのアーユルヴェーダでは妊活のために活用されているハーブである「シャタバリ」、バランスを整えたい女性のためのハーブ「ラズベリーリーフ」、身体を内側からあたためる働きがある「ジンジャー」、鉄分などミネラルを含みカラダのめぐりを良くする「ネトル」などのハーブが含まれています。
他にも女性にうれしいビタミンCが多い「ローズヒップ」、リラックス作用をもつ柑橘類の「オレンジピール」が含まれていて、妊活中の女性にはやさしい「添加物フリー」「オーガニック原料」という安心のお茶です。飲みやすくて妊活中の女性にも口コミで人気が高い商品です。
妊活中におすすめのお茶の比較一覧表
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | AMOMA(アモーマ) 妊活ブレンド | ウーマンバランスブレンドティー | 妊活ハーブティー今古今「温nukunuku」 | 婦豊茶 | ナチュラルショップなごみ ルイボスティ | 国産よもぎ茶 ティーパック | ひしわ 有機熟成三年番茶 |
特徴 | 妊活のために考えられたハーブティー | じんわりと身体を温めてくれる女性のためのブレンド茶 | 日本人女性に適した和ハーブのブレンド茶 | 黒豆茶ベースで飲みやすい漢方茶 | ルイボスティーを選ぶなら安心の有機JASグレード | 冷えを改善するヨモギのエキスが摂れる | マクロビでも推奨されている「三年番茶」 |
価格 | 2,000円(税込) | 1,733円(税込) | 2,700円(税込) | 864円(税込) | 1,000円(税込) | 830円(税込) | 680円(税込) |
詳細 | 原材料・成分 シャタバリ、 ラズベリーリーフ、 ネトル、 ローズヒップ、 ジンジャー、オレンジピール 内容量 2.5g×30P | 内容量 100g | 原材料・成分 黒豆(国産大豆)、アマチャヅル(高知)、生姜(宮崎)、桑の葉(九州)、柿の葉(宮崎)、浜茶(九州)、ドクダミ(宮崎)、サルノコシカケ(九州) 内容量 2.5g×30P | 原材料・成分 黒豆茶、よもぎ、なつめ、続断 内容量 2.5g×10P | 原材料・成分 有機JAS認定オーガニック・ルイボスティー100% 内容量 100P | 原材料・成分 国産100%のよもぎ 内容量 3g×20P | 原材料・成分 有機緑茶(国産) 内容量 1.8g×30P |
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妊活中に避けた方がいいお茶とは?
妊活中は赤ちゃんがお腹の中にいる妊娠中と比べて飲み物や食べ物について厳しい制限はありません。でも赤ちゃんを授かりたい方は、なるべく身体に優しいものを口にしたいものです。お茶ならば安全と思われるかもしれませんが、お茶であっても飲み過ぎれば身体にとって毒になることもあります。特に妊活中は身体を冷やすといわれる「緑茶」「コーヒー」「冷たい飲み物」、カフェインが多い飲み物はなるべく控えめにしましょう。
まとめ
妊活中におすすめのお茶について紹介してきましたが気になる商品は見つかったでしょうか?妊活中はいろいろ不安になったり、情報に流されたりしてしまいがちですが、何か1つに頼りすぎるのではなくバランスよく取り入れていくことが大事です。今回紹介したお茶のように身体に優しい飲み物を飲むことも良いですが、あわせて栄養バランスの良い食事とストレスを溜めないように過ごしていきましょう。
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